まことの保育
みほとけさまをおがみます。
仏さまに手を合わせて園の一日が始まり、仏さまに手を合わせて一日が終わります。
子どもたちも保育者も、互いに向かい合って生活を送ることは大切なことですが、もっと大切なことは、私たちを導いてくださる仏さまへ、尊い一つの方向へ、みんなが手を合わせ、耳を傾けるという生活です。
みんななかよくいたします。
幼稚園・保育園、子どもたちが初めてかかわる小さな社会です。
トイレに行くにも、手を洗うにも、おかたずけも、みんな自分でしなければなりません。
そしてたくさんのお友だちとなかよく生活するためのルールもあります。
お互いに助け合う心、支えあう心を育てましょう。
お話をよくききます。
絵をかいたり、工作をしたり、おゆうぎやゲームをしたり、さまざまな園生活の中で、子どもたちの創造力と探求心はぐんぐん育まれていきます。
そしてその中で大切なことは、お話を素直によく聞くということです。よく聞くということは、よく吸収する力を養うことにもつながるからです。
いつも ありがとうといいます。
「ありがとう」「すみません」。素直で、とても美しい言葉です。
園では、植物を育てたり、動物を飼ったり、自然とのふれあいを大切にします。 そのふれあいの中で、「いのち」の尊さを学び、私を支える多くのいのちに素直に「ありがとう」と言える感謝の心を育てます。